陸上競技場
陸上競技の近況

近年、世界の陸上競技において各種目競技のレベルの向上は著しいものがあります。
それに伴い陸上競技場の設備向上は避けられない問題です。特に記録に関しては、より正確な測定、的確な表示が求められています。
競技用機器仮設工事での問題点
(1)管理側について・大会毎に仮設工事コストが掛かり、維持・管理の負担が大きい
(2)競技中にて
・仮設工事の為、仮設ケーブルが露出した状況になり、選手や関係者がつまずく、スパイクで踏むなどトラブルになる原因が多い。
電気設備の際のポイント
・競技場関係者、大会関係者、選手の立場に立った競技場作り
・電気設備の安全性、機器の性能向上を重視した設計
・各競技種目における使われ方を適正に判断する
防水コネクタボックス(特許第4746527号)
防水コネクタボックスの性能
(1)材質について
本体は、防水、防壁用のボックスを使用し、材質はアルミ鋳造ボックスです。アルミは、錆びがこないという特徴を持っているので、電気ボックスには大変適しています。
また、板厚が3mmのボックスを使用していますので、耐久性、強度と優れています。
(2)防水性について
ボックス内にレジン(防水処理材)を注入し、完全に外からの水気を遮断します。レジンの特長についてですが、非常に浸透性に優れていることです。また防水処理の注意点としてボックス内に空洞を作らない、その点レジンはその隙間を確実に埋めることができますので、防水処理に非常に適しています。
(3)コネクターの特長
ハンドホール内に設置しますので、湿気の多い場所での使用に適している結合コネクター(七星)を使用しています。本体は防水型です。
(4)地域性について
一般、塩害、重塩害地区とその地域にはさまざまな環境がありますが、コネクターボックスはアルミニウム合板で製作されていますので設置環境にはなんの問題もありません。